2015-04-21

日本だけ名前を隠して製品を売る奇妙なサムスンの企業体質


サムスン電子は新しいスマートフォンを全世界で発売するのだが、ただひとつ日本市場だけ「サムスン(SAMSUNG)」のロゴを消して「ギャラクシー(Galaxy)」という機種名にすると発表している。

本体だけではなく、充電器のようなアクセサリーからも「サムスン」という名前を消してしまう。

ドコモが出しているコマーシャルにも、サムスンというのは一言も出さず「ドコモ・ギャラクシー」とだけしか説明していない。

これだけ見ると、「ギャラクシー」というスマートフォンは、まるでドコモが制作したもののように視聴者は思うわけで、視聴者をわざと混同させるために動いているということが分かるはずだ。

日本人に売るときだけ、そのように振る舞うということである。この動きは、韓国国内でも、日本国内でも激しい批判があるのだが、そんな批判はすべて無視して2015年4月23日から予約受付が開始される。


このような動きのことを「なりすまし」と言う


(1)サムスンという「本名」を完全に隠蔽する。
(2)ドコモという「日本の名前」に寄生する。
(3)あたかも「日本生まれ」のフリをする。

このような動きのことを「なりすまし」と日本では言う。サムスンは、自社名を消して日本製に「なりすまし」をする戦略を取ったということになる。

このサムスンの「日本製なりすまし」は、日本人にはあまり知られていないが、実はサムスンが初めて取る戦略ではない。

サムスンは以前から国外で自分たちの製品を売る際、テレビのコマーシャルに富士山や桜や相撲取りを出して、まるで日本製品のような顔で世界の消費者を騙す戦略を延々と続けてきた。

そのため、今でも欧米では「サムスンは日本企業」と勘違いしている消費者も多いと言われている。

なぜサムスンが日本企業に「なりすまし」をしたのかというと、言うまでもなく日本の製品は信頼があって、韓国の製品は信頼がないからである。

この企業は昔から「なりすまし」に血道を上げる「なりすまし企業」である。

製品もあちこちのメーカーからパクリまくって、その企業に「なりすまし」をして売る戦略を多用していて、アップル社のスティーブ・ジョブズから「サムスンはコピーキャット(パクリ企業)だ」と激しく嫌われていた。

現在のアップルのスマートフォンは「iPhone 6」だが、アップルは「4S」「5S」等で1年ごとに「S」で改良版を出している。

次にアップルが新製品を出すとすれば「6S」になるのだろうが、今度サムスンがなりすましで出す機種は「Galaxy S6」である。まるでアップルの新製品のような振る舞いだ。

ライバル企業が「S」であれば自分たちも「S」にする。やはり「なりすまし」を狙って、消費者に勘違いさせようとしているのが分かるはずだ。


サムスンのコマーシャルのひとつ。富士山を映し出してあたかも日本製のように振る舞っている。なぜサムスンが日本企業に「なりすまし」をしたのかというと、言うまでもなく日本の製品は信頼があって、韓国の製品は信頼がないからである。

これは、露骨なまでの「なりすまし」である


この「S」は偶然なのだろうか。もちろん偶然であるはずがない。ソニーは「エクスペリア(Xperia)」というスマートフォンを出しているが、このXperiaは型番に「Z」を使っている。新製品は「Z4」となる。

サムスンはこのエクスペリアとよく似たスマートフォンを作ってそれを「Samsung Z」という名前で売っている。

一方ではアップルを真似た製品を出して型番にも「S」を使い、もう一方ではソニーを真似て型番にも「Z」を使う。

露骨なまでの「なりすまし」であり、日本人はこうしたサムスンの「なりすまし」の企業体質を激しく嫌っている。だから、サムスンのシェアは日本ではほとんど取れていないし、こんなメーカーの製品を持ちたいと思う日本人はほとんどいない。

しかし、サムスンはまだ「なりすまし」が充分ではないと思ったようだ。そこで今度は「サムスン」という名前を消して、より深く「なりすまし」をすることを決定した。だから、日本市場だけサムスンという名前を捨てるのだ。

普通ならば、自分たちの企業名を大切にして、それが受け入れられるように全方位で企業努力をするのが筋だ。しかし、サムスンは企業名を隠して、キャリアの名前を使いながら「なりすまし」をしようという奇妙な企業努力に向かっている。

消費者が「これはドコモやAUの製品だ」と思って買って実は韓国のサムスン製品だったと後で分かれば、それこそ「騙された」という不快な気分になるはずだ。

しかし、サムスンは「それでいい」と思っている。まともな企業がやるようなことではないし、「あまりにも姑息だ」という批判も多い。

サムスンもそうだが、サムスンの「なりすまし」に加担するキャリアも、激しい批判にさらされることになるだろう。今ごろ、批判の電話が鳴り止まないはずだ。

必ず括弧を付けて(サムスン製)(韓国製)と明記


サムスンがロゴを消して売るというのであれば、それが日本製だとかドコモ製だとかで勘違いする消費者も今度は続出することになる。

それはとても不幸なことなので、これからサムスンのギャラクシーについて語るときは、

ギャラクシー(サムスン製)
ギャラクシー(韓国製)

と、必ず括弧を付けて(サムスン製)(韓国製)と明記すれば、誤解する日本人の消費者が減って注意喚起になるのではないかという声もある。

ギャラクシーについて検索したらあちこちのページで「ギャラクシー(サムスン製)」「ギャラクシー(韓国製)」と書かれていたら、確かに知らなかった人には分かりやすい情報提供になる。

スマートフォンは決して安くない。そして、毎日使うものでもある。そんな高価なものを販売するメーカーが企業名を隠しながら販売するというのは異常なことだし、消費者に不信感を与える行為だ。

しかも、日本人だけにメーカー名を隠して情報隠蔽してしまうわけなのだから、異常と言っても良い動きである。

「名前を隠せば、間違えて買うだろう」と、わざと勘違いを誘発させているわけだから、はっきり言って日本人を馬鹿にしていると言ってもいい。

だから、私たちはこの製品を語るときは、「ギャラクシー(サムスン製)」「ギャラクシー(韓国製)」と、必ず括弧を加えて注意を促すという方法は地道に意味があると言える。

サムスンが隠す以上、そうやって、ギャラクシー(韓国製)が日本のものでないことを消費者に啓蒙するしかない。




歌手の名前のような「どうでもいい情報」は表示されるが、サムスン製という「重要な情報」は表示されない奇妙なコマーシャル。これを見れば多くの日本人はこれがドコモ製だと思い込んでしまうだろう。

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