2017-01-15

専門家を憐れみマスコミを嘲笑せよ。呪縛は自分で解き放て


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2015年から2016年の2年間、原油価格(WTI原油先物)は暴落につぐ暴落で、一時期は1バレル30ドルをも割り込んで下落していき「もう石油は駄目だ」と専門家もサジを投げた。

普段は偉そうに大言壮語してあれこれ分析している専門家が言葉を濁すようになり、関わりたくないように話題を避けるようになり、意気消沈する頃になると、企業業績も相当ダメージを受けている。

この2年間でエクソンモービルもシェブロンも決算がボロボロになり、株価も崩落して見捨てられるようになった。原油価格がいつ上がるのか、いやそもそも上がるのかどうかも分からず、専門家が総悲観に傾き、業界が見捨てられた。

言うまでもないが、優良企業の株式を安く買うというのは、そういう時である。優良企業の株式が安くなるというのは、誰もが見捨てているから安くなっている。

というわけで2015年から2016年の2年間、石油株を大量に買い続けてきた人間が勝ち組になった。2015年の安いところで拾っておけば、すでにこの石油株が40%以上近い含み益を生み出す元になってくれているはずだ。

ここで重要なことがある。「石油価格が暴落している」というのは、誰でも知っていたとうことだ。そして石油株が安いというのも誰もが知っていた。

しかし、普通の人が石油株を大量に買ったという話は聞いたことがない。


その状況が改善される見込みはないと専門家は言った


原油安は2年以上も続いていたので、石油株を大量に買うという発想は誰でも持てた。つまり、石油株で一儲けできることは誰でもできた。

しかし、ほとんどの人は石油株を買うという発想にならなかった。安く買えるのになぜ誰も一番肝心な時に石油株を買おうとしなかったのか。

それは「もう石油業界は駄目だ」と100人中99人が言っていたからである。OPECは協調性がなく、シェールオイル業者は壊れた蛇口のように石油を汲み出して、石油の供給はジャブジャブになっていた。

その状況が改善される見込みはないと専門家は言った。

さらに中国のような巨大新興国も経済不況になって石油に対する需要が減少し、石油はだぶついて今後も石油は供給過剰で当分1バレル30ドル前後で行き来すると言われていた。

そのため、石油企業の利益も長期に渡って吹き飛び、改善の見込みはないのではないかとも噂された。

さらに昨今は化石燃料に頼るエネルギーが忌避されるようになっており、「もう石油を使うエネルギーの時代は終わった。これからは脱石油エネルギーの時代になる」と言われるようになってきた。

石油をがぶ飲みする自動車も、石油から電気に転換しようと業界は技術革新を推し進めており、数十年後は石油の需要も激減しているという未来予測も出されている。

これだけ悪条件を並べ立てられ、企業収益も悪化していく中で石油株を買おうと思う人は、相当分析ができている人か、他人の意見に迎合しない人か、腹の据わった人でしかあり得ない。

実は、ここに優良企業が安いと思っても買えない人々の心理的なワナのすべてが隠されている。「状況は永遠に悪い」と人々は思い込んでしまうのである。

しかし、騙されてはいけない。自分に仕掛けられた心理的なワナは、自分で解かなければならない。どのように解けばいいのか?



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